Wearable happiness ファッションで人々を幸せに
代表取締役社長 迎 祐次
イーカムグループは「ファッションで人々を幸せに」という理念を軸にしています。ファッションは私たちの暮らしに不可欠で、生き方の土台となるものです。たとえば人は、休日にゆったりと過ごすとき、学校や会社に出かけるとき、デートに行くとき、それぞれのシーンで「こうありたい」という気持ちが生まれて洋服や雑貨で自己表現します。その日常のどのシーンでもイーカムグループの商品で幸せになってほしいという願いを込めました。
当社の社員や生産に携わる協力会社の皆さんは大切な「仲間」です。イーカムグループの世界観を共有し、ともに成長するのは必須です。また、ともにファッションで社会貢献できる強みを意識して戦略を練る人財でもあります。適正な価格で高品質の商品をともに作り上げ、気持ちよく市場に届けて気持ちよく買っていただく。お客様を含めたこの関係さえあれば30年先、100年先、1000年先でもイーカムグループの理念は生き続けるはずです。
私たちはあえてメインターゲットを15歳から25歳くらいの女性としました。この層は流行に敏感で商品を見極める力を持ち、価格と品質のバランスにシビアです。顧客層としては最も厳しく、だからこそビジネスの勝負をかける価値があります。ここで企業として実績を上げるには「限界を作らない」「常識を打ち破る」というパワーが必要です。そしてその力が皆にあるのだと言い続け、牽引していくのが社長の役割だと考えます。
イーカムグループは業界内で変革を起こす企業として認識されていますが、目指しているのはもっと大きな足跡です。商品でも製作手法でもイノベーションを起こして社会に貢献する企業になろうと社員に呼びかけています。
どんな世界でもイノベーションに共通する要素は「驚き」です。日本でも海外でもそれは変わりません。この価格でこんな良いものが手に入るという驚き、未知のものや想像以上のものに出会ったときの驚きなど、これまでもイーカムグループはいろんな形の驚きを提供してきました。商品を企画するときも「もっとみんなが驚くものを作りたい」という熱意を大切にします。その思いは商品に宿って必ずお客様に伝わるものです。売場という同じ土俵に上がればどの会社の商品も平等にお客様と対面しますが、その中でイーカムグループが選ばれていくのはやはり「驚き」を含む商品だからでしょう。これからも他社がまねできない新しい驚きを作っていくつもりです。それができなければ弊社の存在意義がないと思っています。
アジア、北米、ヨーロッパなどの市場では日本のものづくりに対する姿勢や品質そのものが「驚き」になっています。単なる製造元という意味だけではなく、イーカムグループの商品を通して良い仕事をする文化としての「made in Japan」を世界に広げていくつもりです。